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試験について

海外留学

TOEFL (Test of English as a Foreign Language)

TOEFLテストは、1964年の開始以来、世界で最も多くの受験者に利用されてきた、英語を母語としない人々を対象に実施されている国際基準の英語能力測定試験です。実施・運営団体は米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)で、そのスコアは130か国、9,000以上の大学や機関で活用されています。これまでに延べ3,000万人以上の方が受験しています。

IELTS (International English Language Testing System)

IELTS(アイエルツ)は、世界最大級の受験者数を誇る英語運用能力評価試験です。留学・海外移住を実現させるため、年間220万人の受験者がIELTSを受験しています。
留学、海外での就職、移住などの際に英語力を証明するための試験として、IELTSは世界各国9,000以上の機関に採用されています。IELTSは、移住ビザを申請するにあたり英語力を証明する必要がある国で採用されている試験です。
IELTSは、英語の環境で、授業についていく、または仕事や生活をしていく英語力がどの程度あるかを測るために考案されました。所要時間は3時間以内で、4つの英語能力(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が総合的に測られます。
また、IELTSのスピーキング・テストは、トレーニングを受けた認定試験官と1対1の面接形式で行われ、受験者のコミュニケーション能力が試されます。英語評価における世界有数の専門家により開発されたIELTSは、受験者の英語力を公正に評価することのできる試験です。

SAT (Scholastic Assessment Test)

SAT(サット)は、非営利法人である「College Board」が主催する標準テスト。アメリカの大学入学時に考慮する要素の一つである。
アメリカ合衆国の学校制度では高校卒業までが義務教育期間である。しかし高校の成績のみで合否を判定することはできない。そこで4,500校余りの高等教育機関からなる大学評議会が標準テストを実施し、そのスコアで誰がどの大学で学問を修める学力があるかどうかを判定し、合否の基準にする目的で導入され、試験は1年間に7回実施され、繰り返し受験することが可能である。SATは現在アメリカ国内で一番広く大学受験に使われているテストである。
留学生にはスコアの提出はあまり求められないが、基礎的な学習能力を判定する目的でスコアの提出を要求される場合もある。 

ACT (American College Test) 

アメリカ大学テスト事業団(American College Test Program)が実施している。 SATと同じく、アメリカの大学へ進学を希望する方を対象にした、基礎学力判定テスト。テストは英語(45分)、数学(60分)、読解(35分)、科学的推論(35分)の4領域であり、ハイスクールにおける学習の成果を測定することを目的としている。なお、回答は基本的にマークシートによる多肢選択方式である。
テストは全国一斉に実施され、受験資格及び受験回数に制限はなく、年間の受験者数は約100万人である。

GRE (Graduate Record Examination)

GRE(ジーアールイー)は、教育試験サービス(ETS)が実施する、アメリカやカナダの大学院へ進学するのに必要な共通試験である。アメリカ・カナダの、人文・社会・自然科学・工学などの分野における学術系大学院に進学する場合、スコアの提出が要求される。
@General Test(一般的な言語能力を判定する)とASubject Test(専門分野の基礎学力を判定する)があり、大学院やプログラムによってその必要性が異なる。科学系専攻を志望するもの以外の出願には通常 General Test のスコアのみが必要である。

GMAT (Graduate Management Admission Test)

GMAT(R)(Graduate Management Admission Test)は、ビジネススクール(経営大学院)への入学希望者を対象に行われる入学適性テストです。ビジネススクール入学後に、授業についていけるだけの能力があるかどうかが、このテストによって測られることになります。Verbal(英語)、Math(数学)、AWA(ライティング)、Integrated Reasoning(総合推理)の4セクションからなり、コンピューター上での受験となります。GMAT(R)は、論理的思考能力を試される試験とも言われ、とくにVerbalセクションでの高得点確保は一筋縄ではいかず、相応の準備と対策が必要となります。

LSAT (Law School Admission Test)

LSAT(エルサット)とは、法学を専門とするロースクールに入学する際に受ける入学試験を指します。ロースクールへの入学には、この試験を必ず合格する必要があります。
アメリカでの受験が難しい場合は日本国内で受験することも可能です。
LSATは、あくまで入学審査に関わる試験のため、合格した時点では資格や学位の取得はなく、日本では非常に難易度の高い検定として知られています。 また、既に日本もしくはアメリカで修士号を取得している場合は、入学審査を省かれることもあります。

ケンブリッジ大学英語検定試験

1858年にイギリスの名門、ケンブリッジ大学によって設立された英検で、言語評価のフィールドにおいて世界をリードするエキスパートが研究・開発しています。
日本ではまだあまり知名度が高くありませんが、ヨーロッパを中心に圧倒的な権威があり、約130カ国で年間300万人が受験しています。 また、世界中で10,000を超える企業・学校・政府等の団体で英語力を証明する試験として評価されていますので、このケンブリッジ英検を取得することによって大学・大学院入学、就職・昇格を有利に導きます。
ヨーロッパやオセアニアでは、ケンブリッジ英検のFCEレベルを目指す留学生のための語学学校やコースが多数あります。

MCAT (Medical College Admission Test)

アメリカのメディカルスクール(医学大学院)への進学適正テスト。
アメリカのメディカルスクールに進学する際、スコアの提示を要求される。アメリカの医学教育研究団体AAMC(Association of American Medical College)により開発・運営されている。