ニュージーランド国情報
・首都:ウェリントン
・公用語:英語
・通貨:NZ$(ニュージーランド ドル)
・時差:日本とニュージーランドの時差は+3時間
・電圧・周波数:110/230/240ボルト・50ヘルツ
・プラグタイプ:Oタイプ(下記表参照)
ニュージーランドは北島(North Island)南島(South Island)の2島と周辺の島々からなる南半球にある国です。気候は1年を通して温暖で留学生に適した環境にあります。豊かな自然やユニークな原生動物が生息しており環境保護に対する意識が高い。
治安は比較的良いと言われていますが、近年は都市部等で家屋侵入盗等、犯罪率が増加の傾向にありますので注意が必要です。
英語は活音、語彙、表現において基本的にイギリス英語に近いですが、特徴としては「a」を「ai」と発音したり、「get」を「git」と発音する傾向があります。
ニュージーランドの教育
〜南太平洋諸島ならではの独特な文化と大自然〜
ニュージーランドの教育システム・留学情報
ニュージーランドの義務教育は5歳から16歳までとなっています。義務教育は、
プライマリースクール(5〜11歳)=日本の小学校
インターミディエートスクール(11〜12歳、フォーム1,2)
セカンダリースクール(13〜18、フォーム3〜7)
にわかれていますが、一部の小学校はフォーム2までの一貫教育を行っています。
フォーム3,4では基礎科目、フォーム5では専門科目を学びます。修了時にスクールサーティフィケートと呼ばれる中等教育終了証取得のための公式な統一テストを受験し、ここで義務教育修了となります。
高等教育機関への進学を希望する生徒は、フォーム6,7へ進み、高等教育期間進学のための授業を受けます。フォーム7の時点で日本の大学入試に相当する「バーサリー(Bursary)」「スカラシップ(School Certificate)」に合格後、高等教育機関へ進学します。セカンダリースクールを卒業しただけでは卒業証書はもらえません。
日本から高校留学する場合
日本の高等学校に当たるのはフォーム6,7に当たります。
ただし日本からの私費留学受け入れ基準は、各学校によって異なります。
必要なものは日本の学校の成績証明書、推薦状、TOEFLやIELTS等英語の能力を証明するものです。
ニュージーランドの新学期は1月下旬頃ですので、このタイミングに合わせた留学準備をしましょう。
大学 University and College
オーストラリアと同様広く世界から留学生を受け入れている。また、同様に入学直後から3年間の専門課程が始まる。目安としてTOEFL550点以上の英語力が必要とされる。ポリテクニックからの編入も可能である。新学期は2月に始まるので、願書提出のタイミングに注意が必要。ほとんどの教育は、公的機関で行われる国である。教育制度が日本と違い、義務教育が15歳と日本の高校1年にあたるところで終了。その後、次の3つのコースに分かれる。
1)その時点で就職
2)ポリテクニックに進学
3)日本の高校にあたるSecondary School(セカンダリースクール)にそのまま1〜2年間進学して、
その後、就職・ポリテクニック・大学進学
教育スタイルはイギリスに近いと言えるだろう。ニュージーランドへの留学を希望するにはまず、日本との養育システムの違いをよく理解することが大切だ。
語学学校 Language School
私立校は、ほとんどが個人経営。どこも少人数クラスの家庭的な雰囲気。会話中心のクラスから大学進学のためのクラスと多種多様。少人数のため会話力、聞き取りなどの能力を伸ばすには最適の環境だといえる。大学進学の上級クラスは、プラスアルファでリーディング、ライティング、文法などのカリキュラムが組まれている。また、一般コースの他、中級以上レベルの学生には、旅行英語、秘書英語、ビジネス英語、観光などのコースもある。私立のほかに語学学校としては、ほとんどの大学・ポリテクニックが、語学センターをもち、日常会話から集中コースまである。
専門学校 Vocational School
技術教育を行う国立校のポリテクニックと私立の専門学校がある。ポリテクニック(国立総合専門学校)とは初級〜上級まで、あらゆるレベルにおいて実践的教育・訓練を行う学校。内容は日本の大学に相当する高等教育機関。観光・デザイン・農業・林業・漁業・工学など学術方面・職業訓練にと幅広いコースを提供。入学資格としてはTOEFL500点以上と、高校卒業を要求される。私立の専門学校の場合は、入学条件は特に指定していないが、入学には授業についていけるだけの充分な語学力が必要とされる。秘書ビジネス・保母育成など様々なコースを提供している。TOEFLで500点以上を目安としているところもある。語学学校で英語の勉強をしながら、同時にビジネス関係の専門学校に通うのもポピュラーなコースの一つである。
☆FIELS:政府公認の語学学校がアカデミックなレベルを維持していくために設立した団体。
大使館・領事館・観光局へのリンク
ニュージーランド大使館
Education New Zealand
MINISTRY OF EDUCATION