第70回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会表彰式
2018年11月30日(金) 帝国ホテル 孔雀の間 (東都)
主催:
読売新聞社、日本学生協会基金
後援:
外務省、文部科学省、NHKほか
大使館・国際機関:
アイルランド大使館
アメリカ大使館
オーストラリア大使館
カナダ大使館
ブリティッシュ・カウンシル
ニュージーランド大使館
今年で70回目を数えた本大会は、数多くの優秀な人材を輩出し、中学生向けのものとしては
国内最高レベルのスピーチコンテストです 。
表彰式は皇太子殿下、雅子妃殿下、高円宮妃殿下を初め各国大使がご臨席され大変厳かな雰囲気の中、
皇太子殿下が入賞者にお祝いのお言葉を、そして参加した中学生の皆さんに激励のお言葉と同時に外国語を
学ぶ大切さを大変優しくお話しされたのがとても印象的でした。
ISES JAPAN国際留学生センターがアイルランド大使館賞の
副賞としてアイルランド留学をサポート
アイルランド大使館の要請により私共、アイルランド大使館賞に輝いた水戸市立笠原中校
今井飛希さんに副賞としてアイルランド留学の航空券をプレゼントさせて頂きました。
高松宮杯・高円宮杯のルーツ
昭和20年、日本は敗戦の只中にあり、世の中は混沌としていましたが、その翌年(昭和21年)の春、
高松宮殿下の格別のご配慮により日本学生協会本部が発足しました。 その目的は
「将来国際社会の一員として日本を背負う若い人に、国際語である英語を熟達させると共に、
広くその普及を図り、世界文化の発展ならびに国際親善に寄与する」ことにありました。
この目的のために、高松宮殿下は宮杯をご下賜くださいました。そして昭和24年に、読売新聞社と共催、
都道府県教育委員会後援により、 高松宮杯第1回全日本中学校英語弁論大会が開催されました。
この第1回の決勝大会には、当時高校1年生の天皇陛下(当時皇太子殿下)がご臨席なさいました。
当時は米軍の占領下で、日本の若者の多くが将来に失望していましたが、この大会の旗揚げは、
若き学生達の心に希望の灯をともし、大きな夢を持たせたものでした。
それ以来、この大会はますます盛大になり、今では校内予選大会の参加者が全国で約10万人(*)を超え、
日本の英語教育の幅広い底辺を形作るまでに成長しました。 (*主催者調べ)
昭和60年4月、日本学生協会本部は読売新聞社、国際ソロプチミスト東京-東、(株)日本コカ・コーラ、
パーカーペンジャパン社(現 Newell Rubbermaid Japan)、茜会、仙台育英学園、(株)グロリア・ツーリストなど
各界の後援を得て、 「21世紀の日本を担う、国際性豊かな青少年を育てるために、国際語である英語を
熟達させると共に、広くその普及を図り、日本文化の発展ならびに国際親善に寄与すること」と 目的を改め、
JNSA基金(日本学生協会基金:JAPAN NATIONAL STUDENT ASSOCIATION FUND)と改称しました。
JNSA基金および大会の名誉総裁には、創設当初より高松宮殿下をお迎えしていましたが、昭和62年に
高松宮殿下が薨去あそばされた後、高円宮同妃両殿下が引き継がれました。大会が51回目を迎えるにあたり、
高円宮殿下より新しい宮杯を賜り「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」として新しい半世紀のスタートを
切りました。平成14年11月に高円宮殿下が薨去あそばされた後も、高円宮妃久子殿下には引き続き名誉
総裁をお引き受け頂いており、現在に至っています。(高円宮杯全日本中学校英語弁論大会ホームページより)